ロバート・ケネディ・ジュニア 厚生長官へ

ロバートケネディジュニア(RFK)をトランプ新政権の厚生省の長官にする決議が、米上院を通過しそうである。

2017年の第1次トランプ政権の時、RFKが長官に就任しそうだったのだが、直前にトランプ大統領と意見が合わなくなってRFKは就任しなかった。それから8年を経て、ようやくの就任である。

RFKは反ワクチン主義者だが、それをそのまま言ったのでは上院の承認を得られないので、しばらくおとなしくしていたようである。公聴会でRFKはボコボコにされていたが、トランプの強い推薦もあり、共和党がまとまったので賛成多数となった。

彼は環境派の弁護士で、ハドソン川の水銀の汚染がひどくなって、漁業者たちが訴訟を起こしたときに、その弁護にあたった。彼はそのことを語る講演を各地で行っていたが、いつも前列に10人くらいの女性たちが陣取っていて、ある日彼女たちがRFKに近づいてきて、「川の水銀を言うなら、ワクチンのことも知って欲しい、ワクチンには水銀が入っていて、子供たちがひどい目にあっている」と訴えた。そこからRFKはワクチンについて調べ始めて、強固な反ワクチン主義者になったのである

1月にトランプ大統領は「アメリカには自閉症の子が34人に1人いる」とスピーチした。どんどん増えているわけである。ワクチンを全部やめるのは、製薬企業の抵抗もあって難しいだろうが、男児のワクチン接種を1年遅らせることは、RFKなら出来そうである。このことをRFKに提言してみよう。それが実現したら、アメリカの自閉症児の数は数年で急減するだろう。

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