まえがき
◆てんかん発作が起きなくなった
筆者はこの20年ほど、磁気活水器という生活道具を製造販売している。磁気活水器は磁石の間に水を通す道具で、それを通った水は少し活性化しているので、我々はその水を磁気活水と呼んでいる。最近そのユーザーたちの中で、てんかん発作が起きなくなったという人が4人見つかった。1人、2人なら偶然もあるだろうが、4人となると必然である可能性が高い。
◆多数の人々で確かめた
そこで筆者は、インターネットで当社の磁気活水器を1年間無料で使用するモニターを募集した。すると106件のモニターが集まった。1年後にその106件の人々に、使用結果についてアンケートをとったところ、老若75人と犬猫8匹、合計83例から回答があった。
◆1年後に56%の事例で発作が減った
てんかんの発作回数が開始前に比べて減ったかどうかを聞いてみたところ、モニター83例のうち46例(56%)で、発作が減ったと回答があった。特に犬猫だけでは、8匹すべてが発作が減ったという回答だった(下図)。
これは、1.減った 2.変わらない 3.分からない というシンプルな3つの選択肢に対する、本人または家族からの回答の集計である。
発作が重いとか軽いとかは基準があいまいで、数値化しにくいが、発作回数は数値で比較できる可能性がある。そこでアンケートでは発作回数の減少率を算出することを試みた。開始前の発作頻度と1年後の発作頻度を、週に1回とか、月に1回など、答えやすい選択肢を用意して回答してもらい、その回答を、当方で「年に何回」と換算して比較した。回答83例のうち減少率が算出できる回答が65例あった。それらを換算して、開始前を100%とした時の1年後の発作発生率の平均値を算出したところ下図のようになった。
1年間磁気活水を飲用することで、発作回数は開始前に比べて52%まで減少していた。ほぼ半減したと言える。
脳の構造や作動原理は、ある程度の知的動物であれば、人も犬も猫もほぼ同じだから、てんかんという物理現象の起こり方も、人も犬も猫もほぼ同じである。だから人も犬も猫も同じように改善できる方法が、真のてんかん改善策なのである。
◆「減った」事例では、減少率74%
また全体とは別に、「発作が減った」と回答した事例だけで集計してみた。減ったと回答した人46例と犬猫8例の合計54例のうち、減少率が計算できる回答が40例あった。そして平均の残存率は27%っだった。すなわち「発作が減った」と回答し減少率が計算できた40例では、発作回数は1年間で約4分の1に減少していたのである(下図)。
計算できなかった例は、発作回数が少なく、1年では比較できなかった事例や、発症したばかりで、以前のデータがなかったりした事例である。
書籍ではアンケート回答をそのまま掲載し、計算方法も明示しているので、興味のある方は確認していただける。
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