脳髄液の流れ改善法 ①手技

脳髄液が脳の老廃物を除去している。その流れが悪いと老廃物が溜まり、認知症、うつ、てんかん、片頭痛などが起きる。脳髄液の流れを良くする方法がある。

脳髄液循環の原動力=蝶形骨

脳髄液は脳の中央部にある脳室というところで血液から作られて、脳内に湧き出して、脳脊髄全体(頭から腰まで)をめぐって、最後は頭頂部の静脈に吸収される。何がこの流れを生み出しているのか。それは頭蓋骨と仙骨の微妙な動きである。頭蓋骨は20以上のパーツが組み合わさっていて、生まれた時はフニャフニャだが、成長するにつれて固まってくる。しかし固まってからも、個々のパーツは微妙に動くようになっていて、それが呼吸などの動きにつれてゆっくり動く。その微妙な動きによって脳髄液はゆっくりと脳脊髄の中を動くのである。腰骨あたりまで流動して来た脳髄液は、骨盤部にある仙骨という骨の動きで頭部に戻される。
脳内で脳髄液を動かすのに重要な頭蓋骨は蝶形骨(右図)である。蝶形骨は頭蓋の中央部にあって、正面から見ると蝶の形をしている。これが微妙にゆらゆらと動くことで脳髄液の流れが生まれる。

 

脳髄液の流れを良くする方法がある。それは以下の4つである。
 脳髄液の流れを良くする方法 ① 手技
 脳髄液の流れを良くする方法 ② 眠る
 脳髄液の流れを良くする方法 ③ 笑う
 脳髄液の流れを良くする方法 ④ 磁気活水を飲む
以下順番に紹介する。

脳髄液の流れを良くする方法 ① 手技
現代西洋医学ではない系統の医療者たちは、脳髄液の循環の重要性を認識しており、多くの書籍やホームページ、動画がある。
大阪の「のむら整骨院」は、自律神経失調症の改善を施術していて、たくさんの動画をアップしている。その1つに「脳内洗浄」というプログラムがあって、手技と呼吸と意識の集中で、蝶形骨を動きを良くして脳髄液の循環を促進し、脳内の老廃物を取り去る方法を指導している。

金沢の自律神経専門整体師中山賢一氏は、脳のオーバーヒートが自律神経失調を起こすとして、脳を冷やす方法を指導している。その中で笑顔を作ることの重要性を指摘している。笑う余裕がなくても口角を上げて笑顔を作ることが、脳をリラックスさせると言っている。

愛知県豊田市のTEN整体院の伊藤哲氏も脳髄液の循環の重要性を説き、循環をよくする手技を動画で指導している。

東京大田区の宮野治療院の宮野博隆氏は50年来、脳脊髄液調整法という施術を広めており、多くの整体師が育っている。

また、美容整体のうちやま先生も、脳脊髄液循環法という動画をアップしている。

このように非西洋医学の領域では、脳髄液の流れの重要性が広く認識されている。ところが現代西洋医学では、脳髄液については、それが細菌感染しているかどうか、その量が適正かどうか、ということにしか関心がない。脳髄液の「流れ」という概念自体が存在しないのである。
つづく